蜘蛛の糸

双極症を患っている者のブログです。日々の気分や体調を記録しております。

2024年10月23日水曜日

 日記
  • 朝。午前6時00分、起床。今日は自分の人生にとって大事な日。新潟県中越地震の発生した日だ。ずっと追悼式典に行きたいと思っていて、今回初めて願いが叶った。んで、今日も夜中に2回起きた。実は午前4時00分から起きていて、窓を開けてソファーの上でダラダラしていた。今朝は雨だったので朝散歩は中止。午前7時00分、朝食。今日はサラダチキン(ハーブ)のみ。食後はPCをいじっていた。午前8時00分、喪服姿に着替えるためにワイシャツを着、ズボン、ネクタイを付け装備完了。午前8時30分、外出。午前9時00分、快速エアポート、札幌駅出発。午前10時00分、新千歳空港に到着。午前10時30分、めずらしくお腹が減ったので早めの昼食。カツサンドを食べた。午前11時30分、新千歳空港を出発。
  • 昼。午後1時00分、羽田空港に到着。京急線で品川に向かい、東海道線で東京駅へ。午後2時30分、上越新幹線とき号、東京駅を出発。午後4時30分、長岡駅到着。長岡駅からペデストリアンデッキで繋がっている『アオーレ長岡』に向かう。『ナカマド』と呼ばれる広場の大画面モニターの前に献花台が設置されていた。献花には金を取られるのかなと思っていたが、タダだった。一輪の白い菊の花をスッタフからもらい、献花。手を合わせて、黙祷を捧げた。献花に訪れる人はちまちまいたもののそこまで多くはなかった。テレビや新聞などの報道機関の姿も見られなかった。自分の近くを通った高校生が「あ、私が生まれてなかった時だ。」という言葉を耳にして時間の経過を感じた。別会場には被災から復興までの写真パネルの展示もあった。黙祷の時間までしばらくあったので、アオーレ長岡の近くにある『きおくみらい』に向かう。1分くらい歩いたところにあった。比較的新しくできたのか建物自体はキレイだった。中は吹き抜けになっていて、階段があり、踊り場には勉強スペースがあり学生が勉強(?)したいた。なぜか、チラチラ見られた。きおくみらいに到着。中を見学しようかなと思っていたら、なかではトーク動画の撮影が行われていた。関係者が会場の大部分を陣取っていたため、展示を見ることはほとんどできなかった。なので、そそくさアオーレ長岡に戻ってきた。まだ、時間が余っていたので、併設されている市役所にある錦鯉の水槽を見ることにした。錦鯉をざっと見て建物を出ようとした時に、なんと自動ドアが開かない。どうやら午後5時15分になると自動的にロックがかかるシステムだったらしい。職員の案内により無事脱出。黙祷の時間を待つ。そして、地震発生時刻の午後5時56分、会場にアナウンスが流た。1分間の黙祷を捧げた。(実は、ナカマドに設置してあるデジタル時計より2分早く黙祷のアナウンスが流れた)。黙祷を捧げていたのは十数人程度だった。まぁ、流石に20年経てばそんなもんか。人々の記憶から消される日もそう遠くはない。アオーレ長岡を後にし、長岡駅に戻りパン屋のカフェスペースでアイスコーヒーを頼んで、帰りの新幹線を待った。
  • 夜。新幹線をホームで待っていたのだが、天井を見上げると夥しい数のカラスが。駅舎を休憩所として利用しているらしい。午後7時00分、長岡駅出発、実家へ向かう。午後9時00、実家に到着。午後10時30分、夕食は焼肉とサラダと味噌汁。

 

気分
  • 評価:±0
  • 今日は気分が安定していた

 

体調
  • 評価:±0
  • 昼寝をしなかった

 

睡眠
  • 6時間00分。
  • 短い。

 

運動
  • 散歩:なし
  • 体重:76.0kg

 

食事

 

幸せなこと
  • 外出できた
  • 新潟県中越地震の追悼式典に参加できた
  • 久しぶりに家族に会えた

 

明日の予定
  • お出かけ

 

その他
  • 2004年新潟県中越地震。この地震が自分の人生を大きく変えた。当時は小学2年生で水泳の帰りでちょうど家についた時に地震に遭遇したのをよく覚えている。余震も多くて、よく泣いた。この地震をきっかけに、地震に興味を持ち、災害にも興味を持った。高校は地元の高専に入り、研究では土砂災害の研究をした。大学院に入った時に念願の地震の研究をすることができた。さらには研究対象がなんと新潟県中越地震。運命的なものを感じた。土木学会の研究発表では優秀発表賞を取ることができたし、自分の中で何かしらの貢献ができたと感じた。10年前にの2014年にも追悼式典には参加したいとは思っていたのだが、お金が足りず、諦めていた。そして、20年目の今年。念願叶って参加することができた。祈りを捧げる時に20年分の思いを馳せた。自分の人生にまた一つ区切りがついた。次回は5年後の25周年のときにでも行こうと思う。

 

参加グループ