酒。子供の頃は「大人になればきっとお酒を普段から飲むようになるんだろうなー。」とは思っていた。が、実際大人になっても、お酒はほとんど飲まない。付き合いで飲むことはあるが、自宅にいるときは飲んだことがない。お酒が美味しいとは思わないし、むしろ嫌いな方。
酒を飲むとすぐに顔を赤くして酔っ払い、ある限度を超えると眠るか、吐くかの2択である。検査はしたことはないが、たぶん酒が飲めない体質なのであろう。お酒を飲める人を羨ましく思ったことは結構ある。それは、“酒が飲める能力=強い人”というふんわりとした考えがあったからだ。
でも、酒嫌い・体質的にダメでよかったと思っている。なぜなら、
- 酒に対してお金を払わなくて済む。
- 飲み会に誘われなくて済む。
- アルコール中毒にならない。
- 薬との兼ね合いでアルコールはNG。だけど、ストレスがたまらない。
- いつでも車に乗ることができる。
1. 酒に対してお金を払わなくて済む。
酒を飲む習慣がないので、飲む人に比べてお金の節約になる。貯金に回したり、他のことに回したりできるので、お得。毎日「晩酌」と称して酒を買い続けていたら、自分はだいぶ損してたと思っている。
2. 飲み会に誘われなくて済む。
上記の 1.とほぼ理由は同じ。飲み会があると「酒が飲めない奴」とレッテルを貼られるので、次回以降誘われることが少なくなる。あと、自分は人と会うと気を遣う性格なので、飲み会は苦手。人間関係が苦手な方にとっては「あ、自分、酒飲めないんで飲み会参加できないっす。」と言って逃げることも可能になるわけだ。
3. アルコール中毒にならない。
当たり前。だって、嫌いだもん。
4. 薬との兼ね合いでアルコールがNG。だけど、ストレスがたまらない。
どんな病気を抱えている人でも、基本的には薬を飲んでいるはず。アルコールは薬の効果を高め過ぎる場合があるので、医者からも「酒は飲んではいけない。」と指示されているはず。ここで、酒好きであれば「酒が飲めない!!」とストレスが溜まるところであるが、自分は酒嫌いなので全く影響なし。これは不幸中の幸いであった。
5. いつでも車に乗ることができる。
昔は多少飲んでも事故らなければOKなんて時代もあったが、今は一滴飲んでもOUT*1。でも、酒を飲まない我々ソフトドリンカー*2は運転してもOK。最高。ただし、車を運転できるが故に飲み会開催時には、みんなの“アシ”にされることは間違い無いので、そこは損していると思っている。
酒と心の病
ところで、なぜ、心の病を持つ人が酒を飲んではいけないのか。理由の一つは前述の通り、薬の効果をあげ過ぎてしまうこと。もう一つは、自殺のリスクを上げてしまうことだ。なぜ、自殺のリスクが上がるのか。それは、自殺に至らしめてしまう「勢い」をつけてしまうからである。
自殺しようとしている人を“崖のふちにあるエンジンのかかった車”とイメージして欲しい。自殺を実行する直前でも、まだブレーキが一応働いているとする。だが、アルコールはブレーキを外すどころか、アクセルを全開にさせる可能性がある。事実、自殺にした人の平均37%が直前に飲酒をしていたという報告もある。*3
したがって、心に病を抱えている人は絶対に酒を飲んではいけません。
どんなに辛くても酒はあなたを救ってはくれないのです。
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